タグ別アーカイブ: 満員電車

一人登校の始まり その⑤

夏休みももうすぐ終わりですね。
2学期が始まるという事は私の通学の付き添いも再開です。

1学期中の通学でのハプニングはまだまだあります。

今回は「母が電車に乗れない?!」です。

その日は到着したいつもの電車に乗ろうとすると超満員。
どうやら何かあって電車が止まっていた時間があったようです。
乗り込もうとする長男に「この電車は混んでいるから次の電車にしよう。」と声を掛けましたが、案の定、答えは「やだ!!」

整列して乗る気満々です。
先に電車に長男が乗り込んだので私も・・・と思ったら、一歩も入る隙がありません。
足をステップにかけようとしても最前列にいる乗客の皆さんは全く動く気配がありません。

長男はすでにちょっと奥に乗っています。
このまま私が乗らない訳にはいきません。
もう一度乗り込もうとしますが駄目です。
(皆さんなんとなくもうあきらめなよ~って雰囲気です)

「どうしよう、なんて言えばいいんだろう・・・」
「長男一人でこんな混んだ電車に乗って一人で降りれるだろうか?」
「乗り過ごしたらすぐに見つけられない・・」
一瞬で色々と考えます。

ドアが閉まるまでには絶対に乗らなければなりません。
でも言葉が出てきません。

animal_buta_shock

なんとかドアが閉まらないように足をかけたまま
独り言のように「●●(長男の名前)と一緒に乗りたい・・」とつぶやいた時、ちょっと奥にいた長男が「ママ・・」と言って私に向かって手を伸ばしてきました。

その様子を見て乗客の皆さんが「あ!」と思ってくださったのか、ちょっとずつ皆さんが動いてくださり私が入り込む隙間が出来ました。
こんなに嬉しかった瞬間はありません。
「すみません。」と言いながら、長男の手を取り無事に乗り込むことが出来ました。

後で冷静になって考えてみたら「知的障がいの子どもが先に乗っているので私も乗せて下さい。」と言えば良かったのだと思いました。
でも、とっさにはその言葉は出てきませんでした。
今回は母の私にとっての経験になりました。
次回はたぶん躊躇なくこの言葉が言えると思います。

この話にはおまけがあって、ほっとして次の駅で降りようと思い長男を見ると、乗るときにしていたはずの制服のネクタイがなくなっていました。
長男は自分でネクタイを結べないので、後ろでフックで留められるネクタイを使用してます。
満員電車で体を小さくした時にホックが外れてしまったようです。
長男の足元を見ようとしますが、何せ満員で見えません。
満員電車の上、降りる駅は他の乗客の乗換駅でもあるのでかなりの人がこの駅で降ります。
電車のドアが開いた瞬間、長男の手を取りながら足元を見ると、ありました!!
凄い勢いでかがんで拾いました。(皆さんに蹴られるかと思いました・・・)
なんとも盛沢山な5分の乗車でした。

一人登校の始まり その③

通学付き添いでのハプニング。

雨のその②に続いて、今回は「電車の遅延」です。

これは電車遊学を始めると決めた時から一番気にしていたハプニング。
その日、駅のホームに行くエスカレーターを降りようとするとすでにホームには人がいっぱい。
電車も止まったままで動く気配がありません。
駅員さんのアナウンスに集中するとどうやら病人が出たようで救護活動を行っている様子。

まずは、私の後から降りてきた長男に電車が止まっていてすぐには動かないことを説明。
電車が動くようになるまで待たなければならない事を伝えます。

ホームのベンチが空いていたので長男はそこに座って電車が動くまで待つことにしました。
待っている時は本当に時間が長く感じます。
結局10分ほどしてから運転は再開になりました。
止まっていた電車に乗るには人が多すぎて無理だと判断し、「次の次の電車くらいに乗ろう。」と声をかけ次の電車を待ちました。
案の定、次の電車は人でいっぱいです。
「次の電車にしよう!!」と長男に言いましたが、「やだ」の一言。
乗る気満々です。
「すごく混んでるよ、次の電車のほうがすいてると思うよ。」と言っても「やだ」

で、来た電車に乗りました。

train_manin_business

当然、満員ぎゅーぎゅーです。
人に押されて乗り込み更に乗って来る人に押され長男は叫びました。
「やめてー!」

「大丈夫、大丈夫だから、静かにね。」
肩に手を置いて何度も声をかけます。

降りるときは人をかき分け長男の手を取って何とかホームに降り立つことが出来ました。

今回の問題点は大きくは4つ。

1、電車が止まっている時にどんな状況なのかを把握する事
2、どのくらい待てば電車が動くようになるのかを判断する事
3、再開してすぐの電車がどの程度混んでいるのかを判断して乗るか乗らないか決める事
4、満員電車に乗って降車する駅で無事に降りれるかどうか

これらの事柄を自分で判断するには何度も経験を積まないと難しい長男です。
経験を積んだとしてもすべて出来るようになるかどうか分かりません。

電車通学での心配はとにかくイレギュラーな問題が起きた時に対応が出来るかどうかです。

電車に乗って降りるまではほんの数分。
この数分が一番の心配で毎日付き添っていると言っても過言ではありません。

1学期中、電車の遅延があったのはこの1回だけでした。

次に同じようなことが起きた時に長男がもし一人だったら無事に学校に行けるのだろうか・・・

確実に言えるのは、一つ経験は出来た。という事。

まだまだ、電車通学の様々な経験は続きます。

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