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長男いなくなる!! ~GPS捜索大作戦~

長男いなくなる!! ~駅で見失うまで~の続編です。

駅のホームにも改札にも長男の姿がありません。
校外学習で集合するのは隣の駅です。
もしかしたら、下り電車に乗って一人で行ってしまったのかも・・

同じ学年のお友達のお母さんに電話をして着いているか確認をしました。
が、「まだ、来ないよ!」との返事。

どんどん心臓の動きが激しくなっていきます。
もう一度、改札付近やトイレなどを確認しますが、やはり長男の気配はありません。

長男はGPS付きの携帯をリュックに入れています。
(校外学習の時はいつもは持たせないのですが、この日は念のため入れておこうと思ったのでした。虫の知らせ?)
検索をかけてみると・・・表示されたのは下りの2つ先の駅。

とにかく校外学習の集合場所に行く事にしました。
やはり長男は集合場所にはいません。

担任の先生や引率予定でいらしていた副校長先生にも事情を説明しました。
この時の私は軽くパニックになっていました。

その様子を見て副校長先生は何人かの先生に長男の捜索にあたるように指示をしてくださいました。
再度、GPSの検索をしてみると、なんと「新宿近辺」の表示。
さらに青くなりました。
いなくなってから30分も経っていないのに、「新宿」!
どうして・・・

一体、長男はどこへ・・・

副校長先生からまずは交番に届ける事、自宅のパソコンから検索をかける事、新宿方面に先生を行かせるので連携を取るようにする事。
を、言われました。

すぐに自宅の最寄りの駅の交番で届け出をしました。(こちらの詳細はまたの記事で)

自宅に戻り検索を再開しました。
表示は「新宿千人町」
この時点で私とはぐれてから1時間が過ぎています。

次の検索結果は「北新宿2丁目」
もしかして、地下鉄に乗っている?

交番から検索の最新結果を教えるように言われていたので連絡をし、夫にも電話しました。
夫もとにかく捜索に加わるので、会社に事情を説明したら連絡するとの返事でした。

検索をかける度に場所がどんどん移動していきます。
あまりの移動の速さから、もしかして長男は誰かと一緒なのかも・・と思い、携帯電話を鳴らしてみますが、応答はありません。

次の検索結果は「若松河田駅付近」→「牛込神楽坂駅付近」
どう考えても電車に乗っている様子。

長男とはぐれてから2時間ほどたった10時半過ぎに最寄りの警察署から電話があり、夕方になっても見つからなければ広域捜査の届を出しに警察署に来るように・・との事。
いよいよ、震えが止まらなくなりました。

検索結果は「九段下駅付近」→「小川町駅付近」

検索をかける度に夫と学校で待機している先生と連絡を取り合います。

長男とはぐれて3時間が過ぎています。
移動のルートをみながら、JR東日本、都営地下鉄にも電話をかけ事情を説明して探してもらえないかとお願いしたりします。

この頃、同じ学年のお友達のお母さん二人が家に来てくれました。
「なんか飲んだり食べたりしなくちゃ・・」といろいろと買ってきてくれたのです。

長男がいなくなってから3時間半が過ぎたころの検索結果は「末広町駅付近」

夫との電話では「近づている気がする」と。
夫は検索するたびにタクシーで移動しています。
先生も2名向かってくれています。

検索結果は「台東区上野一丁目付近」→「台東区湯島三丁目付近」
急に移動距離が少なくなってきました。
電車を降りて歩いている?湯島天神の辺りにいる?

私はGPS携帯を検索しながらネットの地図アプリで移動の状況を追っていました。
春日通りを歩いている?

と、その先に警察署があるのが分かりました。
すぐに学校に電話してその旨を伝えました。

学校側から警察署に前を通るはずだから確認してくれるようにと、すぐに電話してくれました。

この時はとにかく祈るしかできない状況でした。
無事で何事もなく元気で帰ってきて欲しい・・それだけを祈っていました。

まもなく、学校から電話があり

「いました。警察署で保護してくれました。」

私は「本当に見つかったんですか!」と叫んでいました。

 

自宅近くの駅ではぐれてから4時間半が過ぎていました。

捜索に加わってくださった先生方、保護して下さった警察署の方、心配して家にきてくれた友達のお母さん・・・皆さんに感謝です。

長男いなくなる!! ~駅で見失うまで~

2018年3月の初めの出来事です。

少しずつ朝の電車通学の練習を続けていて、もうすぐ1年がたとうとしていました。
その頃は自立心が強く母と並んで歩いたりそばにいられたりするのを嫌がるようになっていました。

そんなある日事件は起きました。

その日は学校の行事の校外学習の予定で、集合場所は通学で利用している駅でした。
買い物なども楽しむ予定になっており、制服ではなく私服で、リュックを背負い、お小遣いといつもの定期(スイカ)を持って家を出ました。

相変わらず母と並んで歩くのは嫌なようで、私は長男の50メートルくらい後ろを歩いて長男の背中を確認しながら自宅から駅までの道を歩いていました。

長男が何度も立ち止まってしまうため、距離が近くなっていき駅の改札を入る手前で追いついてしまいました。
いつもは、見つからないようにすぐ後ろを歩いていくのですが、この日は長男が振り返って私を見つけてしまい立ち止まって動かなくなりました。

「先に行け!」とジェスチャーで私に訴えます。

仕方なく長男を追い越して改札の手前まで行きました。

いつも手にスイカを持って駅まで歩く長男がスイカの入ったフォルダーを首にかけるのを確認して、先に改札を通過しました。

通学のための電車は下りに乗るので、改札を通過するとそのまま真っ直ぐ歩いて下りのホームに降りるエスカレーターに乗ります。
長男を追い越してしまった場合、そのエスカレーターの手前で長男が歩いてくるのを待つのがいつもの流れでした。

この日も学校のある駅で集合なので、同じようにエスカレーター手前まで行って振り返り長男を確認しようとしました。

振り返ればいつもいるはずの長男がどこにも見当たりません。
何度も目を凝らして改札を通ってくる人を見ますが、やはりいません。

え!!なんで?

もしかして先にエスカレーターを降りた?いやそんなはずは・・・目を離したのは一瞬だったのに・・・

改札をまだ入っていない?どこにいるの?

いろんな考えが頭をよぎります。心臓はバクバク、汗はダラダラです。

もうすぐ下り電車が到着します。

一気にエスカレーターを駆け下りていつも電車に乗り込むあたりまで走ります。

しかし、ホームには長男の姿はありません。

続きは次の記事で・・・

後でこの1日を振り返った時にこの場面で痛感したこと

●とにかく落ち着くこと
●どんな状況でいなくなったかしっかり覚えている事

一人登校の始まり その④

4月からの高校生活に合わせて始まった長男の電車通学。
知的障がいがある長男の通学に毎日付き添っている私。

ハプニングはまだまだ続きます。
今回は「駅で長男を見失う」です。

通学の時に、家から最寄りの駅までは大人の足で歩いて10分程度です。
駅までの道のりで長男は私と並んで歩く事を嫌がります。
なので、毎朝先に長男が家を出て私がその後を追いかけます。
私がついてきている姿が見えると止まってしまうので、長男に見つからないように後をつけます。
そうです。尾行です。(多分、はたからみたら私は不審者でしょう。)

その日も長男の50Mくらい後ろを歩いていました。
長男は私が後ろにいるのは分かっているのですが、私の姿が見えたり追いついたりしてしまうと動きが止まってしまうので、細心の注意を払って尾行していました。
駅の構内に向かうスロープで長男に追いついてしまい、長男を追い越して「行くよ~」と声を掛けました。
(長男の歩みはのんびりで電車の時間を見ながら調整して尾行します)
そして、改札の手前で長男を待ちます。

スロープを抜けて改札までは1,2分です。
振り返って長男の姿を探しますが、いるはずの長男がどこにもいません。
その間ほんの20秒ほど、一瞬目を離した隙に見失ってしまったのです。

心臓がどきどきしてきます。
少しスロープの方に戻ってみたり、改札の先を確認したりしますが、どこにも長男の姿は見えません。
心臓はピークです。尋常じゃない汗も出てきました。

自分に「焦るな、焦るな・・・」と言い聞かせどうするべきか考えます。
時間を確認するとあと1分でいつも乗っている電車が到着します。

もし、私より先に改札を通っていたら一人で電車に乗ってしまうかもしれません。
一瞬の判断で私は改札をものすごい勢いで抜けて、駅のホームまで走りました。

エスカレーターを駆け下りるとそこには長男の姿が!!

なんと、いつの間にか私を追い越して改札を通っていたのでした。

私の姿を見た長男は涼しい顔をしています。
「先に行ってたんだね・・。」と声をかけるとにっこり。
と同時に電車も到着しました。

二人で無事に電車に乗り込む事が出来ました。

長男を見失ったりはぐれてしまったりした時の為に、GPS携帯を長男のリュックには入れています。
ですが、今回のように駅の構内で見失った場合は、この携帯で長男の居場所を確認するには使えません。(だって駅が表示されるだけだから・・・)

kaden_keitai

後ろにも目が欲しい・・・とこの時ほど本気で思ったことはありません。

もし私が長男のところに行くのが1分遅かったら・・・長男は一人で電車に乗ったのだろうか?
もし一人で乗っていつも通り次の駅で降りれたのだろうか?

色々と考えさせられた5分間でした。

 

 

ヘルプマークは重要

男の電車通学で欠かせないアイテムがあります。

それは「ヘルプマーク」です。

東京都で作成して配布を行っています。
外見から分からなくても援助や配慮が必要な人がその事を周りに知らせる為のマークです。
詳しくは東京都のHPをご覧ください。

このマークは市区町村で発行しているヘルプカードと連携しています。
このカードは、支援してほしい内容や連絡先などの記載が出来るようになっており、何かあった時に持っている人の情報を伝える物です。
こちらも詳しくは東京都のHPをご覧ください。

知的障がいがある長男には住んでいる市で配布があり以前から持っていました。
が、マークは真っ赤だし、ヘルプカードにどこまで情報を載せるか迷っていてずっと置きっぱなしにしていました。

長男の電車通学が始まり、電車に乗る際や駅までの道のりでの障がいの理解が必要になり、高校に入学してすぐにヘルプマークをつけることにしました。

 

IMG_4416

電車に乗る際に上手に列に並べなかったり、電車の中で大きな声を出してしまったりすることの理解をしてほしくて着けました。
ヘルプカードには最低限必要な項目だけを記入して、リュックの中に入れる事にしました。

これが実は私にとってもとても良い効果をもたらしました。
というのも、自宅から駅までの道のりを私と並んで歩くのを嫌がる長男なので、私は一定の距離を保って長男の後ろを歩きます。
最寄りの駅には構内までのスロープがあって朝はここがかなり混雑します。
前を歩いている長男を一瞬見失ってしまうことがあるのですが、このマークが本当に遠くからでも良く見えます。
私も助けられているのです。

とは言ってもこのヘルプマークやヘルプカードの認知はまだまだと感じます。
多くの人がこのマークの意味を知って、少しでも気にかけてくれたら嬉しいなと思っています。

 

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